KUSANAGI の 便利コマンド images を使用すると、 PNG JPEG ファイルを小さくすることができます。
kusanagi images --dir /YOUR/DIR/PATH/img --strip --verbose
kusanagi imagesのオプション
--dir|--directory ディレクトリ1[:ディレクトリ2:…] | 対象のディレクトリを指定します。複数ディレクトリを指定する場合は、”:”で区切って指定します。 ディレクトリとして、絶対パスと相対パスの両方を指定でき、ディレクトリ名が相対パスの場合は 指定したプロファイルのディレクトリ(/home/kusanagi/プロファイル名/DocumentRoot)からの相対パスになります。 このオプションを指定しない、または--dir|--directoryでディレクトリ名を指定しない場合は、wp-contents/uploadsが指定されます。 以下の例では、絶対パスと/home/kusanagi/saya/DocumentRootからの相対パスの2ディレクトリを対象ディレクトリとします。 |
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--jpg|--jpeg | JPEGファイル(拡張子が.jpg、.jpeg、.JPG、.JPEGのファイル)のみを対象にします。 --pngオプションと同時に指定した場合もしくは両オプションを指定しない場合は、 JEPGファイルとPNGファイルの両方を対象にします。 |
--png | PNGファイル(拡張子が.png、.PNGのファイル)のみを対象にします。 --jpg|--jpegオプションと同時に指定した場合もしくは両オプションを指定しない場合は、 JEPGファイルとPNGファイルの両方を対象にします。 |
--verbose | 処理中のディレクトリ名、処理内容、処理中のファイル名などを表示します。 このオプションを指定しない場合は、処理内容のみを出力します。 対象ディレクトリに大量のファイルが有る場合、大量の出力が表示されるので注意して下さい。 |
--quality[1-100] | JPEGファイル、PNGファイルのクオリティを指定します。 --qualityのあとには1-100の数値を指定でき、数値を指定しない場合は80が使用されます。 --qualityオプションを指定した場合、--resizeおよび--colorオプションの動作は指定しない限り省略されます。 オプション--quality/--resize/--colorを指定しない場合は、--quality 80を指定した場合と同じ動作をします。 |
--resize[WIDTHxHIGHT] | JPEG・PNGファイルの最大サイズを指定し、指定したサイズ以上の画像を指定サイズにリサイズします。 このとき、アスペクト比を保ったままにリサイズされます。 --resizeのあとには幅(数値)x高さ(数値)を指定できでき、何も指定しない場合は1280×1024が使用されます。 --resizeオプションを指定した場合、--qualityおよび--colorオプションの動作は指定しない限り省略されます。 オプション--quality/--resize/--colorを指定しない場合は、--resize 1280×1024を指定した場合と同じ動作をします。 |
--color[1-256] | PNGファイルの色数を指定した数のインデックスカラーに変換します。 --colorのあとには1-256の数値を指定でき、数値を指定しない場合は256が使用されます。 --colorオプションを指定した場合、--qualityおよび--resizeオプションの動作は指定しない限り省略されます。 オプション--quality/--resize/--colorを指定しない場合は、--color 256を指定した場合と同じ動作をします。 |
--strip | このオプションを指定すると、JPEGファイルのコメントデータ(EXIF情報など)を削除し、 ファイルサイズを小さくします。 |
--owner user[:group] | kusanagi imagesを実行すると、対象ファイルのオーナーを書き換えます。 このオプションは置き換えるオーナーを設定します。このオプションでは、:の後に指定することで、 変更するオーナーとグループを同時に指定できます。 このオプションを指定しない場合、オーナー・グループとして、kusanagi:kusanagiが使用されます。 |
--mode [octet_value] | kusanagi imagesを実行すると、対象ファイルのパーミションを書き換えます。 このオプションは置き換えるパーミションを8進数の数値(0644など)を設定します。 このオプションを指定しない場合、パーミションとして 0644 が使用されます。 |
profile | 対象のプロファイルを入力します。省略時はカレントプロファイルを使用します。 |