CloudWatch で EC2 の使用状況確認する

必要な設定の流れ

  • IAMロールの作成(CloudWatchへの書き込み権限が必要)[2][1]
  • CloudWatch エージェントのインストール(EC2にログインしてインストール)[1][2]
  • CloudWatch エージェントの設定と起動(ディスク監視用)[2][1]
  • CloudWatchメトリクスの確認(カスタムメトリクスとして表示)[4][5]

メニューと設定手順

  1. IAMロール作成
    AWSコンソール > IAM > ロール作成
    → EC2用のCloudWatch書き込み権限付きポリシー(例: AmazonCloudWatchAgent)をアタッチ[6][1][2]

  2. エージェントインストール
    EC2インスタンスにログインし、下記URLからCloudWatch Agentをダウンロード・インストール

  3. 設定ファイル作成・編集
    CloudWatch Agent用の設定ファイル(config.json)を生成
    ディスク監視したいドライブ(例: C:, D:, E:, /, /data など)を列挙して設定
    詳細例:

    {
      "metrics": {
        "metrics_collected": {
          "LogicalDisk": {
            "measurement": ["% Free Space"],
            "resources": ["C:", "D:", "E:", "F:"]
          }
        }
      }
    }
    
  1. エージェント起動

    • SSMやコマンドラインでエージェントを起動(Windows:サービス起動、Linux:systemctl start amazon-cloudwatch-agent)[6][2]
  2. CloudWatchで確認
    AWSコンソール > CloudWatch > 「すべてのメトリクス」
    → 「CWAgent」名前空間を選択
    → 「LogicalDisk % Free Space」や「disk_used_percent」などの項目でディスク使用率を確認できる[5][4][7]

実際の操作ポイント

  • CloudWatchの「すべてのメトリクス」からCWAgentのカスタムメトリクスを探す[4][5]
  • 個々のインスタンス(InstanceId単位)やドライブ(device, path)ごとにグラフ表示が可能[7][2]
  • しきい値設定でアラーム通知もできる[3][2]

補足

ディスク監視はCloudWatch Agentを必ずインストール・設定する必要があります(標準だと取得不可)。EBSボリュームの「I/O」等は標準メトリクスで見られますが、空き容量などはカスタムメトリクスです。[8][9][1][2]

この方法で、マネージメントコンソールからCloudWatchの「すべてのメトリクス」→「CWAgent」でディスク状況を確認できます。[5][2][4]

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