人気のPHP WEBアプリケーションフレームワークLaravelのTips。 (Laravelアプリの初期化)composer create-project laravel/laravel my-app :タグ「コマンド」での検索

LaravelでCLIから呼び出す自作コマンドを作成する。コマンドをcronで定期実行する

● LaravelでCLIから呼び出す自作コマンドを作成する

フレームワークによってはコントローラーを直接CLIから叩けるものもありますが、 Laravelの場合はコマンドを用意する必要があるようです。 (とはいえ artisan コマンドが用意されているので簡単です。)

● 作成するコマンド名を考える

コマンド名は

make:auth
make:migration

 のように(makeグループの中のauth)みたいな感じで、グルーピングされていますので、
自作コマンドもグルーピングしておくと、コマンドが増えた時に一覧表示で見やすくなります。

今回作成するコマンドは

myapp:print

とします。

● コマンドファイルを artisan で作成する

myapp:print コマンドを作成する時には次のように入力します

php artisan make:command  MyappPrint

するとファイル app/Console/Commands/MyappPrint.php が自動生成されます。

● 自動生成されたファイルを編集する

app/Console/Commands/MyappPrint.php を以下のようにします

protected $signature = 'myapp:print'; にコマンド名をセットします。
protected $description = 'MYAPP:にコマンドの説明をセットします。

<?php

namespace App\Console\Commands;
use Illuminate\Console\Command;

class MyappPrint extends Command
{
    /**
     * The name and signature of the console command.
     * @var string
     */
    protected $signature = 'myapp:print';


    /**
     * The console command description.
     * @var string
     */
    protected $description = 'MYAPP: ハローと表示します';


    /**
     * Create a new command instance.
     * @return void
     */
    public function __construct()
    {
        parent::__construct();
    }


    /**
     * Execute the console command.
     * @return mixed
     */
    public function handle()
    {
        // ここにロジックを記述
        echo 'Hello Myapp Command !!!' . "\n";
    }
}

● ターミナルから実行する

php artisan myapp:print

結果

Hello Myapp Command !!!

● コマンドラインで引数を受け取る

1. シグネイチャを変更します

    protected $signature = 'myapp:print';

 ↓

    protected $signature = 'myapp:print {id}';

と変更します。

「引数なし」を許可するには

    protected $signature = 'myapp:print {id?}';

とします。

2.handle()メソッド内で引数を受け取ります

    public function handle()
    {
        // ここにロジックを記述
        $id = $this->argument('id');
        echo 'Hello Myapp Command !!!' . "\n";
        echo $id;
    }

ターミナルから実行時に引数を渡します

php artisan myapp:print

● Laravelでコマンドをcron定期実行する(タスクスケジュール)

Laravel で定期実行させるにはまず cron で毎分ごとにLaravelのスケジューラを実行させ、その中でLaravelで設定した時間ごとにコマンドを自動実行します。

1. crontab に設定する

crontab -e

crontabの書式に沿って以下のように記述します

* * * * * php7 /YOUR/APP/PATH/artisan schedule:run >> /dev/null 2>&1

2. app/Console/Kernel.php にコマンドを記述

コマンド「myapp:getdata」を1分ごとに起動するように設定します。

    protected function schedule(Schedule $schedule)
    {
        // RSSからデータを取得 (1分ごと)
        $schedule->command('myapp:getdata')->everyMinute();
    }

以上です。 ログを見て定期実行が行われているか確認します。

スケジュールは以下のように設定できます。

メソッド 説明
->cron('* * * * * *'); CRON記法によるスケジュール
->everyMinute(); 毎分タスク実行
->everyFiveMinutes(); 5分毎にタスク実行
->everyTenMinutes(); 10分毎にタスク実行
->everyFifteenMinutes(); 15分毎にタスク実行
->everyThirtyMinutes(); 30分毎にタスク実行
->hourly(); 毎時タスク実行
->hourlyAt(17); 一時間ごと、毎時17分にタスク実行
->daily(); 毎日深夜12時に実行
->dailyAt('13:00'); 毎日13:00に実行
->twiceDaily(1, 13); 毎日1:00と13:00時に実行
->weekly(); 毎週実行
->monthly(); 毎月実行
->monthlyOn(4, '15:00'); 毎月4日の15:00に実行
->quarterly(); 四半期ごとに実行
->yearly(); 毎年実行
->timezone('America/New_York'); タイムゾーン設定

● php artisan schedule:run で動作を確認する

cronでコマンドが呼ばれているかを確認するには

php artisan schedule:run

としますが、あらかじめ メソッドの修正が必要です!(重要)

1. schedule メソッドの実行間隔を 1分に変更する

1分に変更しないと、No scheduled commands are ready to run. が出て終了してしまいます。
また、重複起動を回避するメソッド withoutOverlapping() も外しておきましょう。

    protected function schedule(Schedule $schedule)
    {
        $schedule->command('myapp:getdata')->everyMinute();

2. schedule:run を実行する

php artisan schedule:run

とします。

これで必ず設定されたタスクが走るので、ログを見て動作を確認します。

● withoutOverlapping() メソッドはデッドロックを自動解除しない?

どうやら withoutOverlapping() はデッドロックを自動で解除できないようです。

https://goo.gl/mVchaN

No.1309
11/26 14:47

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